
くせ毛や縮毛になる大きな原因のひとつは遺伝によるものと言われています。正しくは、くせ毛になりやすい「毛根の形」や「毛穴の形」が遺伝する確率が高いということです。毛根が歪んでいるとくせ毛になります。直毛の人の毛根がまっすぐなのに対して、くせ毛の人の毛根は歪んでいたり、曲がっていたりしています。
人種によってもくせ毛、縮毛の割合が大きく違います。黒人は一般的に縮毛が多く、これは強烈な太陽光線から頭皮を守るために進化したものと考えられています。白人は軽い波状毛が多く、弱い太陽光線をより多く吸収するために進化したと言われます。
アジア人は一般的に直毛が多く、白人と同様の進化を遂げたと言われています。一般的にくせ毛や縮毛の親を持つ子供は、くせ毛、縮毛になる可能性が高くなります。
くせ毛、縮毛の遺伝確率としては、「両親が直毛の場合は、その子供は97%が直毛となる」「片親が波状毛の場合、その子供が直毛である確率が70%、波状毛が29%、縮毛が1%となる」「片親が植毛の場合、その子供が直毛の場合の確率は60%、縮毛が24%となる」「両親共波状毛の場合、その子供の波状毛の確率は86%、直毛は14%となる」というような統計結果が出ています。
このようなことから、くせ毛や縮毛が直毛に対して優性遺伝であることがわかります。ただし、くせ毛が遺伝であるとしても、思春期以降にくせが出始めることが多いため、遺伝によるものかどうか、分からない場合もあるようです。