
くせ毛の原因の中に「毛根の歪み、変形」があります。普通、直毛の人の毛根は真っすぐである場合が多く、生えてくる髪の毛も真っすぐになります。しかし、毛根自体が変形して曲がったり、歪んだりしていると生えてくる髪の毛も歪んだり、曲がったりします。
この毛根の歪みや毛穴の変形は、先天的であるとされ、遺伝的要素が強いと考えられています。また、髪の毛の表面が楕円形や三角形など形が変形してしまったことでくせ毛になります。
この髪の毛の表面が変形してしまう原因としては、毛穴の変形、髪の毛の水分不足、髪の毛内の水分バランスが不均衡、髪の毛がダメージを受けている、などが挙げられます。
中でも水分バランスの不均衡によるくせ毛にはコルテックス(毛皮質)が大きく影響をしています。髪の表面は、外側からキューティクル、コルテックス(毛皮質)、メデュラ(毛髄質)の3つの層で構成されています。真ん中のコルテックスはタンパク繊維からできており、髪の毛の80?90%を占めます。
このコルテックスは吸水性(Oーコルテックス)と撥水性(Pーコルテックス)の2種類に分けられ、髪の毛の質(硬さ、太さ、強さ)などを決定する要素をもっている非常に重要なものなのです。この2つのコルテックスのバランスが整っておれば直毛になります。
しかし、バランスが崩れてどちらかのタンパク繊維に偏ってしまうとクセ毛になります。合成界面活性剤のシャンプー、リンス、整髪剤を使用したりすることでこのコルテックスのバランスが崩れると考えられています。