
「変形」の項でも取り上げましたが、この毛根部分の歪みがくせ毛や縮毛を作ってしまう原因のひとつに挙げられています。この毛根部分では毛母頭が栄養を吸収し、母乳細胞が細胞分裂を起こして髪の毛が成長していくという大切な部分でもあります。
この大切な部分である毛根部分が歪んだり、曲がったりしていることで、新しく作られる髪の毛も曲がったくせのある髪の毛に成長してしまうのです。
直毛の毛根部分が毛幹と同じく、真っすぐなのに対して、くせ毛の毛根部分は緩やかに曲がったり、歪んだりしています。強いクセのある縮毛の毛根部分はアルファベットの「J」のように歪んでいるものもあります。
髪の毛の断面も直毛はきれいな正円形なのに対して、くせ毛や縮毛の断面は楕円形や三角形などいびつな形のものが多く見られます。この毛穴の歪みの原因は先天的、遺伝的要素が大きいと考えられています。
その他の毛穴の原因としては毛穴の状態によるものが考えられます。毛根部分で髪の毛は生まれ育ちますが、この毛根部分に老廃物などの汚れが溜まると毛穴を塞いでしまい、まっすぐな髪の毛が成長するのを妨げる結果となってしまいます。
この毛穴を塞いでしまう原因としてはシャンプーやリンス、ワックスなどの整髪料がしっかりと洗い流されていなかったためと考えられます。くせ毛や縮毛を後天的な原因で作ってしまわないためにも常に頭皮を清潔で健康な状態に保つ必要があります。