
くせ毛や縮毛の改善を目的とするシャンプーがあります。それらはくせ毛改善シャンプーと呼ばれ、だいたい3種類に分類することができます。
まず「ダメージ補修タイプ」ですが、これは乾燥などで傷ついたくせ毛のダメージを補修することで髪の毛のクセやうねりを目立たせなくすることを目的としたもので、くせ毛や縮毛の根本的な要因や構造上の問題を直接改善するものではありません。
あくまでもくせ毛や縮毛の「乾燥しやすい」「キューティクルがもろく、一定ではない」といった性質を補助するということになります。次の「構造改良タイプ」はくせ毛や縮毛自体の構造上の問題を物理的に修正、改良することを目的にしたシャンプーです。
しかし、くせ毛の原因である毛根の構造を改良するものではなく、あくまでも現在生えている髪の毛のみの改良を目指すものとなります。この構造変化の方法としては、ストレートパーマなどに用いるような成分(髪繊維のシスチンの結合を分解してストレートに再結合するというもの)がシャンプーに配合してあり、それを使い続けることで徐々に直毛へと矯正していくものです。
しかし、強度の縮毛にはあまり効果がないという欠点があります。最後が「スカルプケアタイプ」です。スカルプとは頭皮のことで、つまりは頭皮を良い状態にすることでくせ毛や縮毛の改善を目指すものです。
これは直接髪の毛に働きかけるものではなく、毛根の詰まりなどを改善して、後天的な要因でクセが起こってしまった場合に効果があります。そのため、くせ毛や縮毛の改善というより、育毛用として用いられている場合が多いようです。