
毛髪は皮膚が変化してできたものです。皮膚に埋もれた部分を毛根といい、外に伸びている部分を毛幹といいます。この毛幹は外側から毛小皮(キューティクル)、毛皮質、毛髄質の3層から構成されています。
髪の毛(毛幹)は他の身体の部分とは違い、一度傷つくと二度と元に戻ることはありません。髪の毛(毛幹)の外部は根元から毛先に向かい何層ものキューティクルによって保護されています。このキューティクルの状態によって髪の毛のツヤや手触りが変わってきます。
そもそも毛皮質(コルテックス)の中に含まれるケラチン繊維の中の皮質細胞は2種類あり、その成分であるケラチン質の違いによって縮毛が起きると考えられています。毛皮質(コルテックス)は硬いタンパク繊維のP?コルテックスと柔らかいタンパク繊維のO?コルテックスの2種類から成り立ち、個々の髪質はこの性質の違うタンパク繊維の分布によって決定されると考えられています。
つまりこの2つが均等に分布されていれば直毛になり、偏って分布されていれば縮毛になると言うわけです。
また、硬いタンパク繊維は水分を含みにくく、柔らかいタンパク繊維は水分を含みやすい性質を持っているため、湿気が多いと不均等に髪の毛が膨らみ、乾燥時よりも全体のボリュームが出やすくなるのです。直毛の断面は円形状で、1本の髪の毛のどの部分を切っても形は同じです。
一方縮毛の断面は、直毛に比べていびつに歪んでいます。また、1本の髪の毛の断面が切断箇所によって形が違うのが特徴です。毛根のねじれは先天的なものである場合が多いと言われ、縮毛の根本的な改善は現在の技術では難しいとされています。